自律神経失調症の症状がなかなか治らず気持ちも疲れてきます、とご相談いただくことも少なくありませんでした。
検査を行っても特に異常がなく、いろいろ試してみたんだけどなかなか良くならない時にご覧いただけるように私の相談経験からこのページをつくりました。
小さなショックの積み重ねで
特につらい状況がある場合として小さなショックの積み重ねてしまうケースがあります。
これで良くなる!!ということを試してみてダメだった
↓
がっかりする(小さなショック)
↓
自責の念
↓
落ち込みや怒り
↓
時間の経過
↓
でも良くしようと肯定的に思う
↓
良くなるものを探す
↓
試めす
↓
ダメだった
↓
がっかりする(小さなショック)
↓
自責の念
↓
落ち込みや怒り
↓
このようになかなか結果が出ないことで小さなショックが積み重なってしまう状況が自律神経失調症の症状も含めて非常につらく、大きなストレスになってしまうことがあります。
そしてこのような小さなショックを繰り返すことで疑い深くなることがあります。
本来、疑い深くなりたいわけでもないですが、期待が裏切られることを繰り返すうちに自然とそのようになってしまうことがあります。
でもこのような疑い深くなったり、注意深くなるのも
普通の生理現象です。
ある意味、正常であるとも言えます。
だれでも期待を裏切られ続ければ、想定が実現しないことが重なればそうなるものです。
そういう機能が動物には備わっているという言い方もできます。
ですので自分を責める必要性を疑う必要があるかもしれません。
なかなか自律神経失調症や症状が無くならないことによって陥りやすいポイントでもあります。
他のこころやストレスが関係する病気や症状にも同様に言えることが多いところでもあります。
まずはこの流れが起きやすいことを知ることが大切です。
自律神経失調症の不安
原因が明確にわかれば治療を適切に行えばいいという少し安心感がありますが、検査で異常が出ない自律神経失調症などは、どこか見えない敵と戦っているような不安感や恐怖が出ることがあります。
病気不安症(心気症)のように大きな病気ではないか?と疑ってしまうことも上述の「疑い深くなる」ことによるかもしれません。
「疑い深くなるもんだ」という視点も持つことが大切かもしれません。
自律神経失調症と焦り
なかなか改善しない、治らない、良くならない状況になると「焦り」が重要なポイントとなることがあります。
つらい状況が続くと「すぐにでも解放されたい」という気持ちが高まることがあります。
そうですよね。
ずっとつらいですからすぐにでも解放されたいと思います。
その気持ちもある意味正常だと思います。
しっかりその気持ちを認めてあげて、肯定的に使っていくことが大切です。
そして少し長いスパンで徐々に改善するという視点も取り入れていくと良いです。
「100ある問題をいきなり0にする」
それができれば一番いいですが、それしかダメだ!!というこだわりによって問題が長期化することがあります。
それを捨てなくてもいいですが
一気に良くなるものと徐々に良くなるものを同時進行で探し、実践していくことが大切であることが多かったです。
できれば徐々に良くしていこう。いっきに良くなったらラッキーくらいの心構えのポジションに行ければ見える景色が少しずつ変わってくることが少なくありません。
自律神経失調症のイメージ
自律神経失調症のイメージってどんな感じですか?
これは人によって異なる場合もありますが、あまりいいイメージでない方が多いと感じました。
・ストレス溜めてるイメージ
・ストレスに弱いイメージ
・弱いイメージ
・普通じゃないイメージ
・良くないイメージ
をお聞きすることが多かったです。
このようなイメージを持っていることもストレスになるケースがあります。
こういったイメージが自分を責めることに繋がってしまうことがあるからです。
こんな症状で悩み続けている自分て。。。。
自分はやっぱり弱くてダメなんだ。。。
なんてなさけない。。。。
という自責になっていくことがあります。
それをバネにして、よしやるぞ!といける場合は、必要かもしれませんが、そうでなければこのことを知ってください。
強い症状弱い症状は別として
自律神経が乱れることはだれでもある
ということです。
一生懸命生きていれば、ストレスはかかるものです。
つらいことや苦しいこともあるものです。
何をやって何をやっていないか
自律神経失調症や症状が出ることに対して
何をやってきたか?
を思い出してみてください。
そして何をやっていないか?
を考えてみてください。
やっていないことに重要そうなことがあるけど
めんどくさいから
大変だから
後にまわそう
ということでやってないことはありませんか?
そこにポイントがあることがあります。
めんどくさい、大変そう、後にまわそうというところも
うまくやっていけば
なんであんなにめんどくさいとか思っていたんだろう?と思うこともあります。
不思議ですが、意識の変化によって以前行って効果が無かったことでも効果が出ることがあることがあります。
自律神経失調症専門カウンセリング
なかなか治らない自律神経失調症の苦しみは時として一人で抱えきれないことがあります。
何をどうすればいいのかわからなくなることもあります。
時としてそれぐらい難しいことがあるのが自律神経失調症でもあります。
ひとりひとり個性や状況などが異なります。
あなただけの乗り越え方もあるはずです。
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